韓経:「韓国の製造業逆行…衰退業種のシェアだけ上昇」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.16 10:04
韓国の製造業が20年間に世界的に成長した業種ではシェアが落ち、衰退する業種ではシェアが高まったことがわかった。「産業新陳代謝」が逆流していると分析される。輸出主力業種の入れ替わりが遅く一部業種に対する偏りが激しい「成長エンジン」が冷めているという指摘も出た。
大韓商工会議所が15日に発表した報告書「韓国製造業の中長期傾向分析」によると、2007年と2017年の韓国の輸出額上位10品目を分析した結果、2品目だけが他の品目と入れ替わったと調査された。コンピュータ部品とモニターが10大品目から抜け、特殊船舶(海洋プラント)と油化原料が新たに含まれた。同じ期間に中国は品目交替が活発だった。印刷機、セーター、変圧器、女性服の4品目が10大品目から外れ、自動車部品とランプ・照明器具、革カバン、家具などが追加された。