「福島水産物紛争で勝訴…涙を流しながら報道資料を書き直した」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.15 14:41
世界貿易機関(WTO)の衛生植物検疫措置(SPS)協定紛争で韓国政府が日本に勝訴した。WTOの上級委員会は12日、韓国政府の福島など8県産水産物輸入禁止を提訴した事件で一審の紛争解決機構(DSB)パネルの判定を覆し、韓国側の主張を認めた。WTOの上級委員会は韓国の措置は恣意的な差別に該当せず、不当な貿易制限でもないと判断した。
韓国政府は当初、結果を翌日に控えた11日にも勝訴する可能性は低いとみていた。敗訴する状況を仮定していたため対応策を中心に報道資料を作成した。結果が出る12日以降には主要部処の関係者が集まって政府の立場を整理する非常対策会議も予定されていた。