韓国芸能事務所の「練習生」の厳しい人生…「成功できなかった時の副作用が大きすぎる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.09 14:34
子どもたちに将来なりたい職業を聞くと、誰も彼もが芸能人になりたいと言い、10代になればアイドル練習生になる世の中だ。競争が激しいため芸能人になるための準備過程も容易ではない。いわゆる「練習生」として約束のないデビューを準備する。
歌手MAYDONI(28、本名キム・メイダニ)は2001年に放送された「パク・ジニョンの英才育成プロジェクト、99%の挑戦」で選ばれて11歳でJYP練習生としてその第一歩を歩み始めた。2AMのチョ・グォン、Wonder Girlsソネらが練習生の同期だ。その後、YGエンターテインメントに移籍して計8年の練習生時代を送った。
MAYDONIは「昼休みまで学校の授業を受けてすぐに会社の練習室へ向かった」とし「ダンスと歌を学び、外国語を学習して、運動して、ご飯もそこで食べた。家は寝に帰る場所だった」と話した。体重管理は基本だった。問題は正常体重以下の体重が望まれていたということだった。MAYDONIは「デビュー前に38キロまで落とせとの指示が下った」とし「食べ盛りの年齢だったのでストレスが本当に多かった」と明らかにした。恋愛は絶対不可だった。MAYDONIは「BIGBANGのメンバーたちと携帯電話の番号を交換するとマネジャーが見ていて削除する場合もあった」とし「スケジュールを一緒にしたことがあるが、所属事務所の社長が男性練習生とタクシーも一緒に乗れないようにした」と回想した。最も辛かったのは同僚練習生との比較だった。MAYDONIは「大勢集まる席で他の練習生との比較が絶対にあった」とし「友人ではなく競争相手になってしまった」と吐露した。その一方で「そのためにより良いアーティストが誕生するようだ」と認めた。