潘基文氏「気候変動を解決できなければ、今世紀末に仁川は水面下に沈むだろう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.08 18:32
潘基文(パン・ギムン)元国連事務総長が8日「気候変動問題を解決できなければ、仁川(インチョン)は今世紀末に水面下に沈むだろう」と警告した。
潘氏はこの日、仁川松島(ソンド)コンベンシアで開かれた「気候変動枠組条約(UNFCCC)適応週間」の基調演説で「われわれが生産して消費する方式を見ると、地球が二人の個人のもののように安易に行動しているが、不幸にも地球は一つしかなく他の所で生きることもできない」とし、各国に気候変動適応対策の履行を促した。
彼は「10年間、国連に身を置いていた間、最も大切な記憶が何かと聞かれると躊躇せず持続可能な開発目標 、そしてパリ協定だと言うだろう」とし「全世界の温室効果ガス排出量が過去3年間むしろ増加したが、パリ協定を締結してより多くの温室効果ガスを排出している」と指摘した。