【コラム】青瓦台の人事検証に問題がある理由(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.08 14:11
『ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る』(原題『Lie to me』という米国のドラマがある。題名に引かれて視聴を始めた。いくら嘘をついてもすべて分かるという根拠のない自信の背景が気になった。この犯罪捜査ドラマは素材と内容も新鮮だった。
非言語コミュニケーションおよび認知科学専門家(カル・ライトマン博士)が犯罪の裏に隠れている真実を探索していく。爆弾をどこに隠したかを知るためにテロ犯を尋問する過程で主人公は断固たる語調で話す。「どうせ人間は10分ほど話す間に平均3回は嘘をつく。だから私の質問に何も答えるな」。戸惑うテロ犯に爆弾設置場所らしき都市の名前を出していく。瞬間的に動く容疑者の目じりから場所を特定する。わずかな表情の変化やボディーランゲージをとらえて嘘をつかみだす技法だ。主人公は厄介な事件に頭を悩ませる警察・FBI・ローファーム・企業・個人などと契約を結んで難題を劇的に解決する。