「中国、砂漠に横須賀米軍基地を描いてミサイル攻撃実験」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.08 07:02
中国西部の敦煌市から約100キロ離れたゴビ砂漠。米国の衛星が砂漠のまん中に描かれた3隻の軍艦を確認した。2013年ごろ撮影されたこれら衛星写真を分析した米海軍は、これを中国軍のミサイル攻撃実験場と結論づけた。
米海軍が驚いたのは「砂漠上の軍艦」の配備形態だった。軍艦3隻はあたかも鏡に映したように日本横須賀の在日米軍基地と同じ姿をしていた。さらに軍艦3隻の標的の真ん中には、実際にミサイルが落ちた跡もあった。空母の甲板の上には戦闘機12機も「搭載」されていた。米海軍が2017年に発表した報告書「先制攻撃:アジア米軍基地に対する中国のミサイル脅威」によると、横須賀基地のほか沖縄の嘉手納米空軍基地の戦闘機駐機場と同じ形の構造物も中国国内にあると明示されている。
7日の朝日新聞が1面トップ記事で伝えた「中国の砂漠に『仮想・横須賀基地』」という記事の一部だ。同紙は、米国がロシアと結んだ「中距離核戦力全廃条約(INF)」に拘束される間、中国のミサイル戦力が米国を脅かす水準に達したと報じた。