韓経:「LCDの元祖」日本の没落…ジャパンディスプレイ、ついに台湾傘下に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.05 10:48
日本最大の液晶ディスプレイ(LCD)パネル製造メーカーのジャパンディスプレイ(JDI)が台湾電子部品メーカーなどで構成されたコンソーシアムから800億円の救済資金を受けることにした。今回の決定でJDIの筆頭株主は日本政府から台湾企業に変わることになった。一時は世界LCD市場を掌握していた日本企業が消極的投資を続け有機発光ダイオード(OLED)など新技術開発に出遅れた結果と分析されている。グローバル・ディスプレイ・パネル市場も韓国や中国メーカーが主導する中、日本企業を買収した台湾企業らが競争する構図に変わった。
日本経済新聞は4日「経営再建中のJDIが台湾電子部品メーカーなどで構成する台中連合に最大800億円の資金支援を受ける代わりに外資が議決権の5割弱を握ることになった」と報じた。台中連合は台湾電子部品メーカーのTPKや台湾金融大手の富邦グループ、中国大手ファンドの嘉実基金管理グループの3社で構成されている。既存の筆頭株主だった日本官民ファンドのINCJは筆頭株主の座から退くことになった。