米軍艦・戦闘機に怒った中国、戦闘機で台湾を挑発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.01 15:19
中国空軍戦闘機2機が8年ぶりに台湾海峡の休戦ラインと見なされる中間線を越え、台湾が強く反発した。最近、米国が台湾海峡に軍艦を派遣し、台湾に最新戦闘機を大量に販売するなど、露骨に台湾を支援する動きを見せてきたため、これに対する挑発という解釈が出ている。
1日の香港サウスチャイナモーニングポスト(SCMP)などによると、中国空軍の「殲11」戦闘機4機が中間線を越えて台湾の西南海域の上空に侵入したのは先月31日午前11時ごろ。台湾の戦闘機が緊急出撃して警告すると、2機は引き返したが、残りの2機は10分間ほど台湾上空で対峙したと、メディアは伝えた。状況が深刻になると、台湾空軍は追加で4機のF16を発進させて対応し、地上部隊などに緊急準備態勢を指示した。当時、殲11と台湾本島との距離は約185キロにすぎなかった。