韓国、2056年に成人1人が高齢者・年少者1人扶養
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.29 11:18
韓国統計庁が27日に発表した「将来人口特別推計結果」によると15~64歳の生産年齢人口100人が扶養しなければならない年少者・高齢者の人口を意味する「従属人口指数」が2017年の36.7人から2038年に70人を越え、2056年には100人を越える見通しだ。今は成人3人が高齢者・年少者を1人だけ支えれば良いが、37年後からは扶養される人数が扶養する人数より多くなるという意味だ。2067年にはこの数値が120.2人にまで上がる。
これは他国と比べて極めてはやい。現在の韓国の従属人口指数は経済協力開発機構(OECD)国家(2015年基準)で最も低い水準だ。日本(64.0)、フランス(59.2)、スウェーデン(58.5)、フィンランド(57.9)などは韓国の1.5倍を越える。主な比較対象国家35カ国のうち従属人口指数が40を越えていない国家は韓国が唯一だ。