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【時視各角】韓国経済のための祈り

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.28 13:04
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経済予測と天気予報の共通点はよくはずれるという点だ。ずいぶん前に当時の朴承(パク・スン)韓国銀行総裁が経済見通しの困難を吐露しながら「有能な占い師」を雇わなければならないという冗談を言ったことを思い出す。2つには違いもある。いま雨が降っているか、粒子状物質が激しいかを気象庁がわからないわけはない。しかしいまの経済がどうなのか、景気サイクルのどのあたりにいるのかを正確に知るのは難しい。経済見通しの疲れを訴える責任逃れの笑い話だが、それでも現在の経済診断を先送りすることはできない。

現場で感じる危機の兆候はあふれている。最近会ったある都市銀行頭取は「今年に入り自営業者向け貸付の延滞率が目に見えて増えている」と心配した。2月の雇用統計で従業員のいる自営業者は1年前より4万5283人減った。政府が雇用の質の改善事例として広報してきた彼らまで打撃を受けている。

 
海外の状況は厳しい。世界的な経済の冷え込みはすでに常数になった。運送世界大手フェデックスの業績悪化は国際貿易量減少と成長鈍化を予告する風向計だ。輸出に依存してきた韓国経済は「苦難の行軍」を始めている。青瓦台(チョンワデ、大統領府)が経済指標は大丈夫だと評価しながらも景気下方リスクを心配して追加補正予算を準備するのもこのためだ。

現職経済官僚と元経済官僚の話を聞いてみるとだれもが心配していた。何より起業しようとする意志が折れているという指摘が多かった。元長官のA氏は企業の海外脱出の可能性に注目した。昨年韓国企業の海外直接投資は498億ドルで過去最大だった。文在寅(ムン・ジェイン)政権発足前の2015年より200億ドル近く増えた。特に中小企業の昨年の海外直接投資は100億ドルで2015年の2倍だった。彼は「グローバル戦略に基づく大企業の海外投資とは違い中小企業の海外投資は実体を確認しにくい。最低賃金引き上げ、労働時間短縮などで事業をやめて海外に行ったのではないか心配だ」と話した。

まだ幸いなのは政府の政策基調が少し変わっていく流れだ。所得主導成長など既存の政策基調は維持するとしながらも強調ポイントが変わった。経済の需要の側面だけ眺める所得主導成長の代わりに人に対する投資や革新のような供給側面も含まれた包容成長・包容国家をしばしば取り上げる。一昨日発表した来年度予算案編成指針では所得主導成長の代わりに「所得再分配」という表現を使った。金尚祖(キム・サンジョ)公正取引委員長の「公正経済と所得主導成長、革新成長は揺らぐことなく進めなければならないと考えるが、現在の経済現実で柔軟な調整もまた忠実にされなければならない」という一昨日の発言も意味深長だった。失敗した所得主導成長の旗を堂々と下げることはできないが、徐々に別のコンテンツで埋めつつあるようだ。退屈で消耗的だった所得主導成長をめぐる論争をもう終わらせる時だ。

現職官僚は文在寅大統領の動線にすべてのメッセージが含まれていると強調した。規制サンドボックス、第2ベンチャーブーム、革新金融、水素経済ロードマップなどが発表される席に大統領が参加した。よくやったと思うが十分ではない。企業で働く元官僚は「大統領が行かなければ何もしないということか」と声を高めた。元長官のB氏は「青写真やモデル事業ばかりせず経済に活気が回るよう労働関連規制も同じ古い法と制度を改革すべきなのに、いまは反対に行く感じだ。経済体質改善のゴールデンタイムが過ぎ去っている」とした。

政府ができること、すべきことかしっかり確認しなければならない。このところ「パッシング」議論がある企画財政部は経済政策のコントロールタワーという名前に合うよう本来の位置に戻らなければならない。このままではコントロールされるタワーとなる。もどかしければ天にでも祈ってみよ。神学者ラインホルド・ニーバーの祈祷文だ。「変えられないものを受け入れる平穏と変えられるものを変える勇気を、そしてそれを分別する知恵を与えたまえ」。

ソ・ギョンホ/コンテンツ制作エディター・論説委員

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