太永浩氏「スペインの北大使館、命より貴重な暗号解読PC盗難も」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.25 14:49
韓国に亡命した太永浩(テ・ヨンホ)元駐英北朝鮮公使が、2月に発生した在スペイン北朝鮮大使館襲撃事件当時、北朝鮮は核心暗号プログラムが入ったコンピューターを盗まれた可能性があると主張した。最近、北朝鮮が中国やロシアなど海外の自国大使を召還したのも、秘密電報文で指示できなかったためだと分析した。
太氏はブログで「世界が在スペイン北朝鮮大使館襲撃事件について報道しているが、北朝鮮が1カ月間も沈黙で一貫しているのを見ると、侵入者らは大使館の核心機密事項の『変信用コンピューター』を強奪したのではないかと考えられる」とコメントした。
太氏は「北の大使館で人の命より貴重なものが平壌(ピョンヤン)と大使館がやり取りする電報文の暗号を解読する変信用コンピューター」と紹介した。