歌手チョン・ジュニョンさん、拘束へ…隠し撮り・流布容疑で
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.22 09:20
わいせつ動画を隠し撮りして流布した容疑(性暴力犯罪処罰特別法違反)で歌手のチョン・ジュニョンさん(30)が21日、拘束された。「バーニング・サン事件」が取り沙汰されてから、これに関わった芸能人が拘束されたのは初めて。
ソウル中央地方法院のイム・ミンソン令状専門担当部長判事は「被疑者が提出した核心物的証拠の状態およびその内訳など、犯行後の情況、現在までの捜査経過などに照らしてみると、証拠隠滅のおそれがあり、犯行の特性と被害者側の法益侵害の可能性がある」と明らかにした。
チョン容疑者は2015~2016年に不適切な場面を隠し撮りして、この映像を芸能人の仲間や知人が参加するカカオトーク(メッセンジャーアプリ)のグループチャットルームに流布した容疑がもたれている。
チョン容疑者は2016年、「隠し撮り事件」が無嫌疑処理される過程で介入した警察官と癒着があったという疑惑ももたれている。ソウル警察庁広域捜査隊は、当時この事件を担当したソウル城東(ソンドン)警察署所属警察を職務放棄容疑で、チョン容疑者の担当弁護人を証拠隠滅容疑でそれぞれ立件した。
警察はまた、バンドグループFTISLAND(エフティーアイランド)のメンバー、チェ・ジョンフンさんが飲酒取り締まりで摘発されると、取り締まりの警察に200万ウォン(現レートで約20万円)を渡そうとした情況を確保し、供賄意志表示容疑で立件した。2016年2月ソウル梨泰院(イテウォン)で飲酒取り締まりの摘発を受けたチェさんがこれをもみ消すために供賄の意志を明らかにしたが該当の警察はこれを拒否したという。ソウル警察庁関係者は「『チェさんが200万ウォンを渡すとの意思表示をした」という取り締まり警察の陳述を確保した」と明らかにした。ソウル警察庁関係者は「これに先立ち、チェさんが該当のグループチャットに『警察に1000万ウォンを渡そうとした』という趣旨のコメントを載せたことはあったが、実際の金額とは違いがあった」と説明した。
警察はチェさんが警察を通じて報道もみ消しを図ったかどうかについては追加で捜査を行うという方針だ。ソウル警察庁関係者は「取り締まり当時、勤務時間が重なっていた龍山(ヨンサン)警察署所属警察20人余りを全員呼んで事情聴取を行う予定」と話した。チェさんは2016年に該当のグループチャットに「飲酒運転が報道されないように(警察署)チーム長がもみ消してくれた」とコメントして物議をかもした。実際、チェさんの飲酒運転摘発事実はソウル警察庁に報告されていないことが分かった。通常、ソウル管内における有名人の飲酒運転摘発はソウル警察庁に報告される。
警察はまた、江南(カンナム)のクラブ「アリーナ」の実際のオーナーKさんと、実際の経営には参加していない名義だけの社長(「パジ社長」)のBさんに対し、特定犯罪加重処罰等に関する法律(特加法)上租税逋脱容疑で20日に拘束令状を申請したと明らかにした。江南警察署関係者は「最近、6人のパジ社長のうち、1人が追加でKさんが実際のオーナーだと告白し、計4人がKさんを実際のオーナーだと認めた」と説明した。アリーナの脱税金額(2014年~2017年)は約162億ウォンと把握されている。ソウル警察庁関係者は「アリーナの脱税容疑捜査対象者は合計10人で、このうち麻薬容疑で捜査中の人はいない」と話した。
一方、歌手のV.I(本名イ・スンヒョン)さん(29)とユリホールディングスのユ・インソク代表(34)はラウンジクラブ「モンキーミュージアム」の違法運営に対して取り調べを受けている。V.Iさんとユさんは、性売買あっ旋容疑に続いて食品衛生法違反に対しても被疑者身分となった。ソウル警察庁広域捜査隊は21日午後、「本日V.Iさんとユさんを食品衛生法違反容疑で立件し、現在、非公開で呼んで取り調べを行っている」と明らかにした。警察によると、V.Iさんとユさんは2016年7月、モンキーミュージアムを一般飲食店として届出ながらも、実際は遊興飲食店のようにして違法運営していた容疑がもたれている。