「電気自動車用バッテリー市場、韓中日三国志で韓国が生き残る可能性高い」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.20 11:16
「電気自動車バッテリー市場で後発走者だが早ければ2023年には20%台のシェアで世界トップ3に入るのが目標です」。
2005年に電気自動車バッテリー事業に初めて参入したSKイノベーションのキム・ジュン社長は勝負を楽しむ表情で淡々と話を続けた。米ジョージア州コマース市で開かれたSKイノベーションのバッテリー生産工場起工式の前日の18日にアトランタで韓国メディアと懇談した席でだ。
韓国ではLG化学とサムスンSDIより遅れた後発走者だが、先に受注し後で増設する戦略で安定的に受注残高と生産量を伸ばした。SKイノベーションの電気自動車用バッテリーの受注残高は現在425ギガワット時。昨年末の325ギガワット時から今年に入って2カ月で100ギガワット時の急増となった。受注残額基準では約50兆~60兆ウォンで、韓国1位のLG化学の約80兆ウォンを急速に追い上げている。