「北朝鮮のサイバー攻撃、監視している…代価が伴うだろう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.19 10:24
キルステン・ニールセン米国土安保長官が北朝鮮のサイバー犯罪に言及し、対応に出たと明らかにした。
ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によるとニールセン長官は「過去2年間、北朝鮮の『ワナクライ(WannaCry)』が150カ国に広がり、医療システムが人質に取られ、工場の稼動が中断された」と話した。18日(現地時間)にジョージ・ワシントン大学で開かれた国家安保に関する討論会でのことだ。米国が直面しているサイバーの脅威に言及し、北朝鮮のランサムウェア(Ransomware)を例に挙げた。
同日ニールセン長官が言及した「ワナクライはシステムを停止させたりデータを暗号化してユーザーがコンピューターを使用できなくさせた後、お金を支払わないと正常稼動できないようにするランサムウェアの一種で悪性プログラムだ。2017年5月に全世界のコンピューターを対象にしたワナクライの大規模サイバー攻撃が起こり、ロシア内務省、英国民保健サービス(NHS)傘下の病院のコンピューターなど世界で約23万台のコンピューターが感染し、約5億7000万ドル(約634億円)の損害を被った。