韓経:「韓日関係改善の特効薬はないが民間交流後退してはならない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.13 08:51
日本最大の経済団体である経団連の中西宏明会長が、「厳しい日韓関係を改善する特効薬はないが民間部門で着実に関係改善努力を続けさせなければならない」と話した。彼は「こういう時だからこそ民間交流が後退する姿を見せてはならない」ともした。昨年11月の大法院(最高裁)の強制徴用賠償判決以降韓日関係は最悪に突き進んでいるが、企業など民間レベルの交流は続けなければならないという考えを日本の経済団体トップが明らかにしたもので注目される。
中西会長は11日の記者会見で「日韓関係がこじれさせてはいけないと思いながら現実はこじれている」としてこのように話した。彼は「両国の国民感情は、文化と理解の違いが鮮明に出てしまうが、こういう時だからこそ民間ベースの交流から逃げ出してはいけない」と強調した。
彼は今年の韓日・日韓経済人会議開催が不透明になったことと関連しても「民間部門で関係改善努力を継続しなければならない」と話した。彼は「日韓経済は相当結びついているので良い関係でなければ困るという思いを両国経済界は共有している」ともした。