ボルトン補佐官「瞬き1つせず北朝鮮見ている」東倉里に警告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.12 09:16
ハノイ米朝首脳会談が決裂後、ジョン・ボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐官が対北朝鮮メッセージを主導する「ボルトン局面」が続いている。ボルトン補佐官は10日(現地時間)、米ABC放送とFOXニュースに相次いで出演し、北朝鮮の東倉里(トンチャンリ)ミサイル発射場の復旧の動きについて「我々は瞬き1つせず見ている」と警告した。ハノイ会談以降、ボルトン補佐官は3日に2度、5日に1度に続き1週間で6度にわたりテレビ取材に応じ▼対話には応じるが▼非核化以前の制裁解除はないということを繰り返し強調している。会談決裂後、交渉責任者のマイク・ポンペオ国務長官が慎重モードで一貫している中、今まで沈黙を守ってきた対北朝鮮強硬派のボルトン補佐官が局面を掌握している様相だ。
ボルトン補佐官が同日のインタビューで「米政府は(北朝鮮観察に)多くの資源と労力を費やしているため商業衛星写真に依存する必要がない」とし、「我々は北朝鮮で多くのことを観察してきたし、継続して見ている」と強調した。北朝鮮の東倉里ミサイル発射場で捉えられた長距離ロケット発射の兆候に関し、米国が各種情報資産を活用し東倉里などの動向を細かく観察していることを公言したのだ。ボルトン補佐官はまた「(北朝鮮が衛星やミサイルを発射した場合)トランプ大統領は非常に失望するだろう」とし、「誤った判断」を警告した。