南北軍事会談、ただ待てと言う北朝鮮…米朝首脳会談決裂の余波?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.11 13:42
北朝鮮が第2回米朝首脳会談の決裂後に南北軍当局間の疎通チャンネルで「待ってほしい」というメッセージを残してからまったく便りがない。米朝首脳の「ノーディール(合意なし)」余波が北朝鮮の熟考につながり、南北軍事分野の合意にも影響を及ぼしているという分析が出ている。
10日、韓国軍当局によると北朝鮮側は6日に遺骨発掘団構成を80~100人規模で完了したという韓国側の通知に「上部に報告するため時間が必要だ」という立場を伝えてきた。軍の消息筋は「金曜日(8日)は北朝鮮の公休日(国際婦女節)である上、10日は最高人民会議代議員選挙であるため、すぐに北朝鮮が動きを見せるのは難しいだろう」としつつ「我々が韓米連合の『同盟演習』を進めている点も北朝鮮は考慮する可能性がある」と話した。