【現場から】北核問題で経済が後回し? 韓国政府部処の新年業務報告、3カ月遅れ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.11 10:11
政府部処の「新年業務報告」とはどういうものか。該当部処が年末年始に1年間推進したことと新年にすべきこと(業務)について上級者の大統領に伝え、意見を求めること(報告)をいう。青瓦台(チョンワデ、大統領府)と各部処は業務報告を準備する過程で政策の優先順位と問題意識を共有する。企画財政部・雇用労働部長官を務めた朴宰完(パク・ジェワン)成均館大国政専門大学院教授は「新年の業務報告は政府部処が何をどう推進するのか、大統領に初めて評価される場」とし「依然として縦の文化が強い公職社会で新年業務報告ほど重要なことはない」と述べた。
ところが今年の新年業務報告はどう行われたのか。7日、国土交通部、海洋水産部、科学技術情報通信部、中小ベンチャー企業部、公正取引委員会、金融委員会、放送通信委員会の7部処が新年業務計画を書面報告した。これに先立ち6日には経済政策指令塔の企画財政部が書面で新年計画を報告した。今年の業務報告は時期・内容・形式の3つがすべて十分でなかった。