「キム・テヒの夫・子供の父親」…歌手Rainの変化した人生
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2019.02.27 11:14
歌手Rainが映画俳優チョン・ジフン(36)として戻って来た。日帝強占期の国民的英雄だった実在の人物オム・ボクドンに変身した。
Rain(チョン・ジフン)が映画『リターン・トゥ・ベース』(キム・ドンウォン監督、2012年)から7年ぶりに『自転車王オム・ボクドン』(キム・ユソン監督)でスクリーンに復帰した。日帝強占期に日本人選手に勝利し国民的英雄になった実在の人物、自転車選手オム・ボクドンの物語を描いた作品でタイトル・ロールのオム・ボクドン役を演じた。‘誠実のアイコン’らしく7カ月間、必死に自転車に乗ってオム・ボクドンという日帝強占期の人物を2019年のスクリーンに蘇らせた。
容易ではない挑戦だった。俳優イ・ボムスがプロデューサーに転身した初めての作品であるためリスクの負担が少なくなかった。撮影途中、キム・ユソン監督が降板を宣言し、再び戻って来るという騒動もあった。オム・ボクドンの自転車窃盗疑惑が後から知られ、美化批判も巻き起こった。純製作費だけで100億ウォン(約9億9000万円)を越える作品だが、メディア試写会で初公開された後、粗悪なCGのため酷評されたこともあった。劣悪な状況の中でもRainは何も恥じることのない最善を尽くした。「プロだから自分のポジションで最善を尽くすだけ」と言って好評も酷評もそのまま受け入れるという考えを示した。