「金正恩氏、子どもの世代が核を持って暮らすことを望まず」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.23 09:21
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が昨年4月初め、米中央情報局(CIA)長官だったポンペオ米国務長官が始めた北朝鮮を訪問した際、自分の子どもたちが核を生涯保有しながら暮らすことを望まないと述べていたことが分かった。アンドリュー・キム元CIAコリアミッションセンター長は22日(現地時間)スタンフォード大学での講演でこのように明らかにした。
キム氏がポンペオ長官に随行して平壌(ピョンヤン)を訪問した当時、ポンペオ長官の「非核化をする意向はあるのか」という質問に対し、金委員長は「私は父であり夫だ。私には子どもたちがいる。私は自分の子どもたちが核を持ったまま生涯を生きることを望まない」と答えたと、キム氏は伝えた。キム氏は「金委員長は会談中、非核化するという意図を確認しただけでなく、米朝関係を改善したいという点も強く強調した」と話した。