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【韓半島ウォッチ】平和オデッセイ大長征の終わり(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.21 16:28
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核兵器の威力は想像を超越する。北朝鮮が実戦段階の核弾頭と米国本土東部地域までを射程圏とする核弾頭運搬手段の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」「火星14」を保有していなければ、世界唯一の超強大国、米国の大統領ドナルド・トランプが8カ月間に地球上の最貧国の一つ、北朝鮮の指導者・金正恩(キム・ジョンウン)に2回も会うことは決してなかったはずだ。

実際、2017年11月に北朝鮮が火星15の発射に成功するまで、トランプ大統領は金正恩委員長を「ロケットマン」と罵り、国連舞台では公開的に北朝鮮を威嚇した。北朝鮮が核戦争で挑発しても戦場は韓国と日本となり、死亡するのも韓国人と日本人だと余裕を見せていた。

 
しかし「火星15」がすべて変えた。2018年2月の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)当時は北朝鮮から金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長、金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党第1副部長、金英哲(キム・ヨンチョル)労働党副委員長などの大物が開会・閉会式に出席すると知りながら、保守派のマイク・ペンス副大統領と大統領の娘イバンカ氏が平昌に顔を出した。平昌で回り始めた新しい歴史の車輪は韓国特使団の平壌(ピョンヤン)派遣につながった。その後、金正恩委員長はトランプ大統領を招請し、トランプ大統領がこれを受諾した結果、6月12日にシンガポール首脳会談が開催された。今年2月27-28日にはベトナム・ハノイで2回目の米朝首脳会談が行われる。

専門家は、トランプ大統領が前任者が失敗した北朝鮮の非核化を成功させる歴史的な業績を築き、副産物としてノーベル平和賞を受賞するために北朝鮮との交渉に熱を上げるだろうとみている。しかし2回の首脳会談の準備のための高官級、実務級の立場調整が一進一退を繰り返し、何度も膠着した点をみると、米国本土を脅かす北朝鮮の核兵器でなければトランプ大統領はすでに北朝鮮疲労症になっているかもしれない。なら、トランプ大統領が選択した最優先のオプションは、北朝鮮の核・ミサイル基地と施設に対する先制攻撃だったはずだ。

北朝鮮の核の威力、脅威がどれほど深刻であるため、激しい性格のトランプ大統領が忍耐心を持って金正恩委員長との交渉に注力するのか。トランプ大統領と米国が北朝鮮の核に感じる実存的危機を正確に評価しなければ、核交渉の本質を正確に判断することはできない。ここに良いガイドとなる一冊の本がある。米国の軍縮・不拡散専門家ジェフリー・ルイス氏が2018年に出した仮想核戦争小説だ。小説のタイトルは『北朝鮮の米国核攻撃に関する2020委員会報告書』だ。2020年の核戦争を仮定して報告書形式で構成されている。

◆核交渉の本質、北朝鮮の核の脅威と連結

ストーリーはこうだ。2018年まで活発だった米朝核交渉が2019年後半に完全に決裂し、米国の対北朝鮮政策は最大限の軍事的圧力に戻った。米国は休戦ラインの下まで北朝鮮が最も恐れる戦略資産B-1B、B-2、B-52を展開する。韓米合同演習トクスリ(foal eagle)とキー・リゾルブ(key resolve)の量と質も最大限に強化される。

このように韓半島の緊張がピークに達した2020年3月21日、釜山からモンゴルのウランバートルに向けて飛行中のエアプサン旅客機BX411が西海(ソヘ、黄海)上で北朝鮮の地対空ミサイルを受けて海に墜落し、搭乗客228人全員が死亡する衝撃的な事件が発生する。228人のうち102人が修学旅行に行く中学生だった。旅客戦セウォル号沈没事故の記憶がよみがえる。

事故は旅客機の電気システムの故障で始まった。BX411が高度3400フィートで水平飛行中、ボンという音と同時に旅客機は暗黒の世界になった。乗務員がバックアップシステムで電気システムを回復させるまでにかかった時間はわずか6分。その6分間に飛行機は50マイル飛行した。その50マイルでエアプサン旅客機が北朝鮮の領空を侵犯したかどうかは2020委員会も確認できなかった。しかし休戦ラインに接近する旅客機は、北側の沙里院(サリウォン)のSA-5地対空ミサイル部隊のトールキング(tall king)レーダーがとらえた。旅客機の追跡は、領空を侵攻すれば撃墜しろという指示とともに、米軍がKN-06と呼ぶ甕津(オンジン)のポンゲ(稲妻)5対空ミサイル基地に移管された。沙里院で確認されたエアプサン411はトールキングレーダー上に一つの点で表れる。甕津ポンゲ5地対空ミサイル基地のレーダーは沙里院のレーダーより性能が大きく落ちる。こうした環境で決定的に作用したのが北朝鮮の誤った判断だった。北朝鮮はエアプサン旅客機を米軍の戦略爆撃機と誤認し、米国が北朝鮮を本格的に侵攻しようとしたと判断したのだ。

朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾悲喜劇(tragicomedy)がセウォル号で始まったことを誰よりもよく知る文在寅(ムン・ジェイン)大統領は戦略司令官に報復攻撃を指示した。文在寅大統領は厳格に制限攻撃を指示した。しかし北朝鮮は今回もこの攻撃が韓米連合軍による北朝鮮侵攻作戦の開始だと誤認した。金正恩委員長は通信システムのまひは米軍によるサイバー攻撃のためだと考えた。交渉決裂による対話の不在はこのように恐ろしい誤認の連続をもたらす。3月22日、金正恩委員長は戦略部隊に核ミサイル攻撃を命じた。30分間に54発の核弾頭が韓国と日本の都市の上空で炸裂した。

別の8発は沖縄とグアムの米軍基地を攻撃した。星州(ソンジュ)に配備されたTHAADは前方の北側しか見えない。北朝鮮が飛ばしたドローンは東海(トンヘ、日本名・日本海)を迂回して韓国の都市と主要施設を破壊した。文在寅大統領と安保参謀は青瓦台状況室で緊急会議を開き、総合庁舎に移動中、ソウル上空850メートルで爆発した20トン級の核爆弾で全員死亡した。同日、東京の防衛省上空では30キロトン級の核爆弾が炸裂した。核爆弾から飛び出した電子パルスは東京のすべての交通体系と電子・通信をまひさせた。東京全域に広がった火は都心地に空気を引き込み、時速70マイルの台風級旋風(firestorm)を起こした。3月は東京でも風が最も強く吹く時期だ。

「トランプ大統領と米国が北朝鮮の核に感じる実存的な危機を正確に評価しなければ、核交渉の本質をまともに判断することはできない」。

ソウルと東京のほか、平沢(ピョンテク)・大邱(テグ)・横浜が核攻撃を受けた。3月22日の一日で死者140万人、負傷者500万人以上だ。死傷者の半分は在韓米軍と家族だった。北朝鮮の核戦力は初日の攻撃でほとんど消耗したが、12発の高性能熱核爆弾が残っているとみられた。


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    米国の軍縮・不拡散専門家ジェフリー・ルイス氏の小説『北朝鮮の米国核攻撃に関する2020委員会報告書』
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