【時論】日本・中国が蚕食するインド市場への韓国の進出を急ぐべき(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.20 07:46
インドのナレンドラ・モディ首相が21~22日に訪韓する。5月初めにインド総選挙が予定されていて政治日程で忙しい状況だが、モディ首相が訪韓したのはそれだけインドが韓国を重要な経済協力パートナーとみなしているという意味だ。実際、モディ首相は2001年のグジャラート州首相就任の時から韓国をインドが見習うべき発展モデルとしてたびたび言及してきた。今回の訪韓は2015年以降で2回目となる。
筆者はインドに行くたびに躍動的な発展の様子を確認することができた。13億人を突破したインドの人口は中国に次いで世界2位だ。豊富な労働力を基盤とした製造業生産基地はもちろん、未来有望消費市場として潜在力が非常に大きい。また、生産可能人口が毎月130万人ずつ新しく流入し、平均年齢がわずか29歳という若い国だ。
巨大な市場潜在力に劣らず大きく関心を引くのはモディ首相が導いている強力な改革政策だ。2014年に発足した国家改造委員会(NITI Ayog)を中心に、国家発展ロードマップを樹立している。国政全分野にわたる改革も持続的に推進されている。