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「常習賭博容疑」シューに執行猶予…「徐々に変わっていく自分にぞっとした」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.19 11:33
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数億ウォン台の遠征賭博をした容疑で起訴された女性グループS.E.Sの元メンバーのシュー(本名ユ・スヨン)被告(38)が法廷拘束を免れた。裁判中、両手を合わせて判決に耳を傾けていたシューは宣告後、涙声で「申し訳ありません」と言って頭を下げた。

18日、ソウル東部地裁刑事11単独ヤン・チョルハン部長判事は、常習賭博容疑がもたれているシュー被告に懲役6月・執行猶予2年、社会奉仕活動80時間を命じた。シュー被告は2016年8月から2018年5月の間に、マカオなど海外で26回にわたって合計7億9000万ウォン(約7745万円)規模の常習賭博をした容疑がもたれていた。

 
◆「罪責軽くないが…過ち反省している点を参酌」

ヤン部長判事は「1年9カ月という長期にわたって、8億ウォン近い賭博資金を利用して海外カジノ営業所で常習的に賭博をした」とし「犯行期間が長く回数も多く、資金に照らしてみて賭博行為規模も大きい」と判断した。続いて「有名芸能人として活動しながらも賭博行為に没頭し、賭博回数も増えて大きな費用を使い、自ら負担になるほどの犯行を継続したため非難の可能性は相当ある」と判断した。また「賭博は個人的な逸脱行為ではあるが、社会の健全な勤労風俗を害する」とし「これは一般大衆や青少年に否定的な影響を及ぼすため被告人の罪責は軽くない」と強調した。

しかし、ヤン部長判事は▼これまで処罰を受けた前歴が一度もない点▼以前に賭博行為で処罰を受けたり物議をかもしたりしたことがない点▼自身の過ちを反省している点▼自ら評判を阻害する不利益を持つようになった点--を参酌してシュー被告に執行猶予を宣告した。

一方、賭博に使われると知りながらもシュー被告に金を貸した容疑(賭博ほう助)で起訴されたユン被告には懲役1年・執行猶予2年が下された。また、シュー被告が借金をする過程でいわゆる「為替」手法で外国為替投機をした容疑(外国為替取引法違反)で起訴された業者2人にはそれぞれ懲役10月・執行猶予2年と罰金500万ウォンが言い渡された。

◆「好奇心で始めた賭博、徐々に変わっていく自分にぞっとした」

シュー被告は宣告を受けた後「とても申し訳ない」とし「私の子どもたちにもとても申し訳なくて、恥ずかしい。私を愛してくださるファンの方々やそばにいてくださった皆さんにもとても申し訳ない」と涙声で話した。

シュー被告は「初めは好奇心で始めて、徐々に変わっていく自分の姿にぞっとして腹が立ち、恥ずかしかった」とし「自分の力でやめることはできなかったが、下された罰と社会の叱責を通じて、このドロ沼から抜け出すことができるようになり、別の見方をすれば感謝…」と終わりを濁した後、すぐに「申し訳ない。今後も忘れないで正しく生きていく」と誓った。シュー被告はまた「一度の失敗がこのような結果を招いたことに対して深く反省していて、再びこのようなことがないようにする。下された罰を受けるのは当然だ。忠実に実行する」と話して頭を下げた。

初公判で容疑をすべて認めたシュー被告は今月7日、検察が懲役1年を求刑すると「深く反省していて、今後もさらに反省する」とし「下される罰、有意義に受けたい」と話した。

◆賭博容疑で物議かもした芸能人、ほとんどが執行猶予

これに先立ち、賭博容疑で物議をかもした芸能人のほとんどが執行猶予を宣告された。歌手タク・ジェフンやトニー・アン、タレントのイ・スグンは英国プロサッカー(EPL)などの試合結果を当てる巨額の不法賭博をした容疑で起訴され、2013年に全員懲役6月・執行猶予1年を宣告された。タレントのキム・ヨンマンも不法スポーツ賭博に13億ウォンを賭けた容疑で2013年懲役8月・執行猶予2年、社会奉仕活動120時間を命じられた。

賭博容疑で実刑を受けた代表的な芸能人は歌手シン・ジョンファンだ。シン・ジョンファンは2003年7月、2005年12月に常習賭博をした容疑でそれぞれ罰金500万ウォン、700万ウォンを命じられた。その後またフィリピン・セブで海外遠征賭博をした容疑を受けて2011年帰国後に逮捕された。懲役8月の実刑が言い渡されて服役後、同年12月に特赦で仮釈放された。

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