キムチが最もおいしくなる時を知らせる装置…コスタリカ出身の留学生が開発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.15 16:05
キムチの熟成度をリアルタイムで知ることができるツールを開発して研究に活用した外国人留学生が韓国科学技術院(KAIST)で修士学位を授与された。15日、KAISTで優秀論文賞を受賞したコスタリカ出身の留学生マリアさん(25)がその主人公。産業デザイン科の修士課程を終えたマリアさんは「キムチ作りの定量化:初心者のためのキムチモニタリング道具製作」という題名の論文を書いた。
「キムチタイマー」と呼ばれるこのツールの作動原理は、モバイルアプリとスマートセンサーを利用してキムチの熟成度をリアルタイムで把握することだ。漬けたてのキムチの容器の中にスマートセンサーを設置してモバイルアプリを連結した後、水素イオン濃度(pH)の変化を観察して熟成に必要な期間を予測するという原理だ。キムチの熟成度は水素イオンの濃度と密接な関連があるというのがマリアさんの説明だ。