韓国の人工妊娠中絶、12年間に34万件→5万件…医療界「実際は政府発表の3倍」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.15 09:33
韓国政府が7年ぶりに実態調査を行った結果、2017年一年間で人工妊娠中絶(堕胎)が約5万件あったことが分かった。2005年調査の7分の1水準だ。韓国保健社会研究院(保社研)は保健福祉部の依頼で実施した今回の調査結果を14日に発表した。
保社研は昨年9~10月に満15~44歳の女性1万人にオンライン調査を行った。中絶をしたことがあると答えた女性は全体の7.6%(756人)だった。妊娠経験のある女性3792人の19.9%だった。中絶をした当時の婚姻状態は未婚比率が46.9%で最も高かったが、法律婚(37.9%)も相当数を占めた。続いて事実婚・同居(13.0%)、別居・離婚・死別(2.2%)の順だった。