日本は漂流船員を早期送還、北朝鮮は謝意…「日朝関係に良い信号」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.07 06:54
ベトナムで開催される2回目の米朝首脳会談に関連し、菅義偉官房長官が6日、「朝鮮半島の完全な非核化に向けた北朝鮮側のコミットメントを含む米朝首脳間の昨年6月の合意が完全、迅速に履行されることを期待したい」と強調した。続いて「最も重視する拉致問題解決のために米国と連携していて、2回目の米朝首脳会談でも米国と協力し政策を擦り合わせていきたい」と述べた。最初のシンガポール米朝首脳会談当時に浮上した「ジャパンパッシング」(日本排除)を懸念するような雰囲気だ。
北朝鮮側の反応も以前とは違う。北朝鮮赤十字社は4日、朝鮮中央通信を通じて「赤十字社中央委員会が過去数年間に遭難した我々の船員が無事に帰国できるよう何度か人道主義的ほう助を提供した日本当局に謝意を表示した」と伝えた。日本に対して敵対的だったこれまでの発言とは明確に異なる。2回目の米朝首脳会談を控え、停滞状態だった日朝関係も動き始めるのではという観測が出てくる理由だ。