韓国、米朝と中朝の峡谷に陥った非核化の脱出口を探すべき(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.31 13:52
紆余曲折の末、2回目の米朝首脳会談が開かれる予定だが、米国の有名な保守論客が一斉に射撃するように会談の見通しに懐疑論を浴びせている。代表的な保守シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)のマイケル・グリーン副所長は無謀と思われる賭けに出た。「2回目の米朝首脳会談はないはず」(中央日報1月19日付)。絶えず変化する米朝関係とトランプ大統領の衝動的な性格を考えれば首脳会談は実現してこそ開催されたといえるが、グリーン副所長のような真摯な専門家がそのように断定的に話すことではない。
この研究所の専門ポータル「分断を越えて(Beyond parallel)」は23日、突然、平安北道雲田郡の新五里(シンオリ)ミサイル基地に関する研究報告書を公開した。報告書は北朝鮮が運用する20カ所のミサイル基地の一つ、新五里基地には連隊規模のノドン1号中距離弾道ミサイルが配備されたようだという説明まで付けた。しかし新五里基地はかなり以前から韓米軍事情報網で把握されていて、活動が監視されている対象だ。CSISは昨年末にも韓米が以前から追跡・監視してきたサッカンモルと嶺底洞(ヨンジョドン)ミサイル基地の実態を「告発」する研究報告を出した。
◆非核化交渉に懐疑論相次ぐ