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韓経:東南アジア最大のライドシェア企業Grab、「Googleマップ」ではなく韓国「Tマップ」選んだ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.31 11:12
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SKテレコムが東南アジア最大のライドシェア企業Grab(グラブ)と提携し、「Tマップ(T map)」を基盤としたGrabドライバー用ナビゲーションを公開する。Tマップの海外進出は今回が初めてだ。SKテレコムは合作会社を足がかりに、東南アジア地域でモビリティー(移動手段)事業を本格的に推進する計画だ。

◆Tマップ技術で東南アジアナビを制作

 
SKテレコムは30日、ソウル乙支路(ウルチロ)本社でGrabと合作会社Grab Geo Holdings(グラブ・ジオ・ホールディングス)設立のための業務協約を交わした。総投資規模は公開しなかったが、数十億ウォン水準になるといわれている。合作会社の最高経営責任者(CEO)はGrabのジェラルド・シン(Jerald Singh)サービス総括が、最高技術責任者(CTO)はSKテレコムのキム・ジェスン・ナビゲーション開発セル(cell)長が務める。本社はシンガポールに置く予定だ。

Grab Geo Holdingsは今年第1四半期にシンガポールで使用できるTマップ基盤のGrabドライバー用ナビゲーションをリリースする計画だ。Grabドライバーに利用者の位置と目的地までの最適化された道を案内しながら渋滞など道路状況を知らせる。シンガポールに引き続き、マレーシア、インドネシア、ベトナムなど、Grabが使われている東南アジア全域に適用範囲を拡大する。

SKテレコムは車両および道路情報、交通状況などを分析するビッグデータ分析アルゴリズムと超精密位置側位ソリューションなどTマップの核心技術を提供する。Grabは東南アジア各国の車線、信号灯のような道路情報と地図データを提供する。

Tマップは韓国1位のナビゲーションサービスで、月間アクティブユーザー(MAU)が1150万人に達する。2012年に設立されたGrabはシンガポール、フィリピン、タイなど8カ国336都市でタクシー・バイク・リムジンなどを使ってシェアサービスを展開している。モバイルアプリダウンロード数は累積1億3500万件にのぼり、グローバルライドシェア企業のうち、中国の滴滴出行( ディディチューシン)、米国のUber(ウーバー)に続いて世界3位だ。企業価値は110億ドル(約1兆1980億円)に達する。昨年3月、SKグループが800億ウォン台の株式投資も決めている。

◆東南アジアでモビリティー事業拡大

今回の業務協約はGrabが先にSKテレコムに提案したことから実現した。GrabはこれまでGoogleマップ(Google Maps)を利用してドライバーにナビゲーションを提供していた。だが、Googleに従属しておらず随時変化する東南アジアの道路状況をすぐに反映するために自社ナビゲーションを開発しなければならないとの結論を下した。

SKテレコム関係者は「Grabが地域オーダーメード型ナビゲーションを作るためにSKテレコムに合作会社設立を要請した」とし「Tマップ技術が海外市場に進出する初めての事例」と明らかにした。アンソニー・タンGrab CEOは「Grabは毎日新しくできる道路を追加するなど地域特化を核心戦略としている」とし「SKテレコムの技術とGrabのデータの結合がこのような戦略に多いに役立つだろう」と説明した。

Grab専用マップとナビゲーションサービス確保など競争力を強化しようとしているGrabと、成長潜在力が大きな東南アジアで自動運転や精密地図などモビリティー事業を推進しようとしているSKテレコムの利害関係がうまく合致したという分析だ。

SKテレコムは今後、Grabのライドシェア事業とGrab Geo Holdingsの「マップ&ナビゲーション」サービスのノウハウを基盤に東南アジアで企業対象(B2B)新規事業を発掘していく方針だ。SKテレコムの朴正浩(パク・ジョンホ)社長は「今後、グローバルモビリティー事業で新たな成長を牽引(けんいん)できるさまざまな方案を推進していく」と抱負を語った。

両社はGrabまたは合作会社の韓国市場進出に対しては一線を画した。現在、韓国でGrabおよびUberのようなライドシェアサービスは違法だ。現行法上で可能なカープールサービスもタクシー業界が反発していて導入が遅々として進んでいない。

SKテレコム関係者は「合作会社の協約にも韓国市場進出に関連した内容は全くない」とし「Grabも韓国に進出する計画はないと明らかにした」と強調した。

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    韓経:東南アジア最大のライドシェア企業Grab、「Googleマップ」ではなく韓国「Tマップ」選んだ

    2019.01.31 11:12
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    朴正浩SKテレコム社長(左)とアンソニー・タンGrab CEOが30日、ソウル乙支路のSKテレコム本社で合作会社Grab Geo Holdings設立協約を交わした後、話をしている。(写真提供=SKテレコム提供)
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