【噴水台】文在寅政権、保守政権と何が変わったのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.31 08:58
朴槿恵(パク・クネ)前大統領が検察の取り調べ過程で泣いたというエピソードを入れた『弾劾インサイドアウト』は論争的な本だ。朴前大統領の弁護を引き受けた著者の蔡明星(チェ・ミョンソン)弁護士はこの本で▼朴前大統領が「文化隆盛」のために大企業の協力を受けてミル財団とKスポーツ財団の設立を支援したが▼崔順実(チェ・スンシル)が大統領との関係を利用して金を儲けようとし▼この過程で崔順実との関係が遠ざかったコ・ヨンテらが「ゲート」を企画したという趣旨の主張をした。果たしてどれほど多くの人たちがこれに共感するだろうか。疑問だ。
それでもこのように言及したのは出版の時点が微妙だったからだ。「ろうろく」に正当性を求めたりする現政権が発足してから2年も経っていないが、本が書店街に配布された。かなり売れたようだ。著者と電話で話した。