仏大統領「ゴーン前会長の勾留、非常に長く過酷」…安倍氏に抗議
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.29 10:55
フランスのエマニュエル・マクロン大統領がカルロス・ゴーン前ルノー会長の逮捕状況に言及して安倍晋三首相に抗議した。ゴーン前会長の拘禁期間が非常に長く、環境も過酷だという指摘だ。28日(現地時間)、Europe 1放送などフランス現地メディアによると、エジプトを訪問中のマクロン大統領は27日の記者会見で、ルノーと日産に関する質問に対して「安倍晋三首相とルノー・日産が処している状況に対して協議した」としつつも日本司法当局の捜査と裁判に不満を示した。
マクロン大統領は「ゴーン前会長の勾留期間が非常に長くなっていて環境も過酷だという意見を伝えた」としながら「われわれが期待する最小限の品位を(日本の司法手続きで)フランス国民が守られるか懸念される」と述べた。ただし、マクロン大統領は「われわれはルノー・日産アライアンスの均衡が維持されるように注意を傾けており、両社の連合関係が現在と同じ均衡を保つよう願う」と述べた。あわせて「現在起きている個別的なことが両社関係の均衡を揺さぶることはないだろう。両社の関係は安定的だ」と強調した。