世界の製造業牽引する「灯台工場」16カ所のうち韓国企業はなく
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.28 09:38
世界的コンサルティンググループのマッキンゼー&カンパニーと世界経済フォーラム(WEF)が世界の製造業の変化を牽引する「灯台工場」(lighthouse factories)16カ所を選定した。第4次産業革命の核心技術を積極的に導入した「賢い」工場で、灯台のように製造業の未来を案内しているというのがマッキンゼーの説明だ。
16カ所の灯台工場のうち9カ所は欧州、5カ所は中国、2カ所はそれぞれ米国とサウジアラビアに位置している。運営企業の国籍別ではドイツが5カ所で最も多く、米国が3カ所で後に続いた。中国、台湾、フランス、イタリア、デンマーク、スウェーデン、インド、サウジアラビアがそれぞれ1カ所だ。韓国企業はない。
マッキンゼーによるとこれら灯台工場は生産システムを変化させ労働者が少なく反復的ながらもさらに興味深く生産的に働くよう誘導する。自社の現在のインフラを最適化し、設備交替を最小化して効果を最大化する。学界やスタートアップなどとともに「革新生態系」を構築し、第4次産業技術の融合を追求する。これを通じて製造業の変化を牽引する3大トレンドである▽連結性(connectivity)▽知能化(intelligence) ▽柔軟な自動化(flexible automation)を大規模に適用するのに成功したというのがこれらの特徴だ。