日本哨戒機また威嚇飛行…韓国合同参謀本部「再発時は軍規則遵守によって対応」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.24 06:50
日本の海上自衛隊哨戒機が昨年12月20日に駆逐艦「広開土大王」に近接飛行したことに続き、23日には日本の哨戒機が艦艇「大祚栄(テジョヨン)」に近接する威嚇飛行をしたと韓国軍当局が発表した。22日、防衛省が韓国との哨戒機論争に対する実務協議を中断することを一方的に発表した翌日のことだ。米国と防衛費分担金問題で韓米同盟の亀裂の可能性まで出ている状況で、日本とは哨戒機論争が続きながら韓日米安保共助が最大の危機を迎えたという懸念が出ている。
韓国合同参謀本部によると、この日午後2時3分ごろ、南海(ナムへ)の離於島(イオド)西南131キロメートルの海上で、日本の海上哨戒機「P-3C」が韓国海軍の駆逐艦「大祚栄」から540メートル離れたところで高度60~70メートルで飛行した。ここは公海だが、韓国の排他的経済水域(EEZ)に属する。また、日本(JADIZ)と中国(CADIZ)の防空識別圏が重なる場所だった。このため日本が毎日哨戒活動を行っている。
日本の哨戒機は後方から大祚栄の左に方向を決めた後、円を描いて飛行した。軍関係者は「武装可能な軍用航空機が他国の軍艦の上に近付いた後、旋回飛行をするのは明白な挑発行為」とし「日本が大祚栄をさらに詳しく調べる偵察をしようとしたとみられる」と説明した。海軍は国際商船共通網で「貴国(日本)はわれわれの方に接近している。経路を離脱せよ。これ以上接近すれば自衛権的措置を取る」という警告を20回余り送ったが日本哨戒機からは応答がなかった。大祚栄は日本哨戒機の近接威嚇飛行場面を映像装備で撮影した。