【社説】「10年ぶりの再整形」 まずは光化門広場の民意を聞くことから
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.22 07:15
ソウル市が2009年以降、約10年ぶりに再び光化門(クァンファムン)広場に「メス」を入れると昨日、発表した。アクセスの利便性や歩行の便宜を高めて光化門の歴史性を生かすという趣旨には反対する理由がない。だが、事前に市民の意見も十分に聞かないで、中央政府との十分な予算協議も終えないまま拙速に推進するとしたら大きな問題だ。
事実、光化門一帯は国家の顔のような象徴的な空間だ。日帝が傷つけた議政府(ウィジョンブ)と六曹(ユクジョ)通りの復元など、光化門の歴史性を生かす宿題は依然として残っている。北岳山(プガクサン)眺望圏とグリーンベルトを生かして、車両中心から歩行者中心に交通体系を変える作業も大枠では共感することができる。