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文在寅政権になって喜んでいる人たちは誰か

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.21 14:11
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全羅南道木浦(モクポ)不動産投機疑惑を受けている共に民主党の孫恵園(ソン・ヘウォン)議員(ソウル麻浦区乙)
「最近はどうですか」 (閔庚旭自由韓国党議員、仁川延寿区乙)

「この政府ではうまくいっています」(仁川松島住民)

 
先月19日夜、仁川(インチョン)松島(ソンド)新都市のバス停留所で議員と住民が交わした対話だ。妙な政治的ニュアンスが込められた問答に無視できない「本質的な質問」がある。

文在寅(ムン・ジェイン)政権3年目、失政で支持率が暴落し、多くの国民が「厳しい。死にそうだ」と大騒ぎしているが、いったいどのような人たちが最近うまくいっているのだろうか。

やはり政治家の中では李海チャン(イ・ヘチャン)共に民主党代表が最近最も勢いに乗っているようだ。この政権に入って与党代表になり、野党とメディアが気に入らなければ怒りを表すほど威勢がいい。16日には民主党のユーチューブ放送に出演し、「(金大中・盧武鉉政権で)我々が作った政策が崩れるのに1、2年しかかからなかった。連続で20年間ほど執権してこそ政策が定着する。さらにできることをしなければいけない」と述べた。民生経済の失敗について国民の前で公開反省文を書いても足りない状況で与党代表が「このままずっと」と長期政権を語っている。自信なのか傲慢なのか分からない。

20日に突然、離党宣言をしたが、この2年間に誰よりも株価が上がった政治家は「大統領夫人の中学・高校時代の親友」という孫恵園(ソン・ヘウォン)議員だ。大統領選挙でイメージメーキングを担当した孫議員はインタビューで「2017年5月10日の大統領就任式の日の午後にも金正淑(キム・ジョンスク)夫人に会って手を握って泣いた」と明らかにした。孫議員は父の独立運動の功労を認められようと1982年以降6回も報勲処に報勲申請をしたが脱落し、昨年の光復節に建国勲章愛族章を文大統領から直接受ける光栄に浴した。六転七起だった。融資を受けた11億ウォン(約1億1000万円)の一部で全羅南道木浦(モクポ)の不動産20件ほどを親戚などの名義で取得した後、価格が急騰したことで投機疑惑を受けている。しかし孫議員は「(疑惑提起は)悪辣な人格抹殺だ。検察に捜査を要請する」と依然として自信満々だ。

「御用知識人」を自負しながらこの政権の政策を広報する「アリレオ」映像をユーチューブに載せている柳時敏(ユ・シミン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)財団理事長、KBS(韓国放送公社)1テレビ番組『今夜キム・ジェドン』に「金正恩偉人を迎える歓迎団」のキム・スグン団長を出演させて激しい非難を浴びても多くの出演料を受けるキム・ジェドン氏。「文化権力」と呼ばれる人たちも今が好時節だろう。

全国民主労働組合総連盟(民主労総)はいわゆる「労働組合共和国」で絶対的な「スーパー甲」威勢がすごい。税金で作った「大きな政府」で仕事よりも恩恵が膨らんだ公務員も「この政府は最高」と言いながら裏で笑っている。税金で公務員を増やして後遺症がなかった国はない。

この政府で恩恵を受けた部類は数え上げるときりがない。時代錯誤的な脱原発路線で反射利益を得る太陽光会社、不法と道徳性の欠陥にもかかわらず要職をつかんだ最高裁判事と憲法裁判所裁判官、金命洙(キム・ミョンス)大法院長を慕う国際人権法研究会出身の判事、娘を偽装転入させても初の女性副首相になった兪銀恵(ユ・ウンヘ)教育部長官、法務法人「釜山」出身の金外淑(キム・ウェスク)法制処長らがこの政権が恩恵を受けている。参与連帯と民主弁護士会出身で権力側に入った人たち、選挙に寄与したという理由で億ウォン台の年俸を受けている公企業の天下り役員も「最近は本当にうまくいっている」と言うだろう。

ところがこれほどになると首を傾げてしまう。好時節を迎えている人が少なくないが、なぜあちこちで「苦しい」という声が聞こえてくるのだろうか。朴槿恵(パク・クネ)前大統領と李明博(イ・ミョンバク)元大統領は国政壟断と個人不正の代価を支払っても、大きな過ちもない人たちが「この政府では本当に苦しい」と訴える現実は非正常ではないのか。

最低賃金引き上げ、週52時間勤務制導入による政策の副作用のために苦痛を受ける自営業者と企業関係者は「今が歴代最悪」と訴えている。外交部の米国・日本側外交官、陸軍士官学校出身将校、環境部傘下の公企業の役員など、この政府のブラックリストに含まれた人たちは人事上の不利益を受け、携帯電話まで調べられている。青瓦台特別監察班の民間人査察など職権乱用疑惑を提起した金泰宇(キム・テウ)元検察捜査官、青瓦台が民営化した企業の社長交代など圧力を行使したと暴露したシン・ジェミン元企画財政部事務官は権力の恥部を国民の前に公開した元公職者だ。それでも職場を失ったり極端な選択に追い込まれている。さらに親文陣営についた李在明(イ・ジェミョン)京畿道(キョンギド)知事さえも政治報復を受けた。

脱原発政策の直撃弾を受けた原子力発電所の従事者と専門家、そして就職の道がふさがれた学生は「この政府の政策はあまりにも不当だ」と訴えている。慶尚北道蔚珍(ウルチン)の韓国原子力マイスター高の生徒は170通もの手紙を書き、毎日5通ずつ青瓦台に送っている。多くの国民は今、異口同音に問うている。これが公正で正しい大韓民国なのかと。

チャン・セジョン/論説委員

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