韓国車、内需・輸出ともにマイナス成長…輸入車は絶好調
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.18 13:31
韓国製造業の大黒柱である自動車産業が、昨年、内需・輸出ともにマイナス成長だったことが分かった。輸入車だけが勢いをのばした。18日、産業通商資源部が発表した「自動車産業2018年年間動向」によると、現代・起亜・ルノーサムスン・韓国GM・双龍(サンヨン)など国産車5社の内需販売台数は昨年153万台を記録した。前年比0.7%の下落だ。2016年157万台から2017年154万台に減少したが、さらに落ち込んだ。産業通商資源部自動車航空課のヤン・ビョンネ課長は「韓国GMの国産工場生産中断の影響が大きかった」と説明した。「THAAD(高高度ミサイル防衛体系)衝撃」から抜け出し、政府の個別消費税・油類税引き下げ政策で販売を後押しした外部の効果を勘案すると、憂鬱な成績表だ。
輸出成績表も振るわなかった。2016年262万台(前年比-11.8%)→2017年253万台(-3.5%)→2018年244万台(-3.2%)と、3年連続で減少した。欧州・アフリカなどへの輸出は増えたが、最大の市場である米国で販売が伸び悩んだ。現代・起亜が伝統的に強い中東・中南米でも経済不安などの余波で力を出せなかった。昨年1~11月の輸出量が前年に比べて中東25.6%、中南米11.6%減少した。