韓経:【社説】ネイバーがなぜサムスン・LGを差し置きソニーと遠隔医療をしなければならないのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.17 10:38
ネイバーが日本のモバイルメッセンジャー子会社のLINE(ライン)を通じ、ソニーと組んでオンライン医療事業をする合弁会社を設立した。日本で月間利用者数(MAU)が7800万人に達するLINEに医療サービスを融合して遠隔医療相談から処方薬宅配サービスまで導入する予定という。韓国では遠隔医療事業が不可能なことから海外に突破口を求めたのだ。
韓国は医療関係者間以外のすべての遠隔医療を違法と規定している。医薬品の宅配も基本的に禁止している。このためネイバーのようにオンラインで患者の日常生活を把握し最適な医療サービスを提供できるプラットフォームを夢見る企業であれば海外に出て行くほかに方法がない。特に日本は2015年に遠隔医療を全面施行して遠隔調剤にも健康保険を適用しており、規制がいつ解けるのか定かでない韓国とは比較できない環境だ。