【時論】中国「嫦娥」ショック…10年後に月着陸船を打ち上げるという韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.10 09:20
黄金亥年というが、新年早々、ウサギの話を海外メディアが連日報じている。3日に世界で初めて月の裏側に着陸した中国の無人月着陸船「嫦娥4号」と探査用ロボット「玉兎」のことだ。「嫦娥」は中国の伝説に出てくる月の女神であり、「玉兎」は我々にも馴染み深い。
今回の中国の月の裏側探査にはストーリーがある。地球上の深宇宙(deep space)アンテナと直接交信しない月の裏側であるため、円滑な交信に向けて中国は中継衛星を6カ月前に打ち上げ、烏鵲橋と命名した。口伝説話と伝説の中の主人公を月の探査と結びつけて国民の関心と支持を引き出した。月探査に込められた中国人の知恵が目を引く。