「韓国の負債、2036年には借金して返済する状況に」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.07 11:32
国会予算政策処が発表した2017年末基準の韓国の国内総生産(GDP)に対する国家債務比率は38.2%だ。これは経済協力開発機構(OECD)平均(112%)に比べると低い。しかし長期財政見通しから韓国の財政危機の可能性を指摘する学者がいる。玉東錫(オク・ドンソク)仁川大貿易学科教授だ。
中央日報は3日、世宗市のカフェで玉教授にインタビューをした。玉教授は「韓国は1997年の通貨危機以降、財政危機を備えるべきだったが、進歩・保守を問わずこの問題を度外視してきた」と主張した。また「文在寅(ムン・ジェイン)政権の財政政策の点数は再受講をしなければいけないレベル」と評価した。長期財政見通しが2040年ごろ悪化するという見方が出ている中で、財政当局の戦略的対応が見えないということだ。玉教授にとって最近のシン・ジェミン元企画財政部事務官の暴露は財政政策の哲学が分かる「リトマス試験紙」だった。以下は一問一答。