韓国、インドに3兆ウォン武器輸出を推進…ロシアが妨害
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.03 09:30
韓国政府がインドを相手に進めている3兆ウォン(約3000億円)の対空武器輸出事業にロシアがブレーキをかけた。インドが韓国企業に決める動きを見せると、ロシア政府が抗議書簡まで送って強く反発した。韓国もロシアの妨害作戦に政府レベルで対応している。
昨年10月、インドの複合対空防衛システム事業の価格交渉対象装備に韓国産の飛虎複合武器が唯一の候補に選ばれた。業界によると、当時、韓国産の飛虎複合はロシア企業との競合でインド軍当局から唯一選択された。アルマズ・アンテイのアップグレード型ツングースカ、KBPTULAのパーンツィリシステムなど同分野トップ走者だったロシア企業との三つ巴戦を制した結果だ。複合対空防衛システム武器とは簡単にいえば対空砲とミサイルで、低高度で浸透する敵の航空機とドローンに対応する対空砲とミサイルを連係した武器をいう。対空砲の短い射程距離を低高度短距離迎撃ミサイルで補完するシステムだ。韓国産の飛虎複合は2013年に開発され、2015年から実戦配備されている。ハンファディフェンスの自走対空砲「飛虎」にLIGネクスワンが生産した地対空ミサイル「新弓」が搭載されている。