在韓米軍の撤収を防ぐという法、トランプ大統領がすれば防げない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.31 16:07
在韓米軍を2万2000人以下に縮小できないようにした米国防権限法(NDAA)を盲信してはいけない、という指摘が出ている。最近トランプ大統領が防衛費分担金問題をイシュー化している中でだ。韓米間で費用の問題(防衛費分担金)が解決しない場合、ホワイトハウスが取り出す次のカードは在韓米軍の縮小である可能性を排除できないということだ。
(1)縮小予算執行のブレーキ
国防権限法は今年7月に米下院、8月に上院を通過した後、トランプ大統領が8月13日に署名して発効した。国防権限法の4710項の細部条項のうち在韓米軍の縮小に関するものは第1264項だ。この条項は「この法で許容される予算金額のいかなる部分も在韓米軍を2万2000人以下に縮小するのに使われないようにする」と定めている。縮小自体を不可能にしたのではなく、縮小関連予算の執行を防ぐ形でトランプ政権の在韓米軍縮小の動きにブレーキをかけたのだ。