「10-12月期は営業利益13兆ウォン台」…サムスン電子の記録ストップ?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.25 15:30
近く発表されるサムスン電子の10-12月期の実績が予想を大きく下回る見通しだ。最近DRAMとNAND型フラッシュメモリーの価格が急落したほか、主要取引先が年末を迎えて在庫管理に入り需要が減少したからだ。
このため、6期連続で14兆ウォン(約1兆4000億円)を超えた営業利益の新記録行進も終わるとみられる。しかし今年1年間の売上高と営業利益はそれぞれ248兆3300億ウォン、62兆600億ウォンと予想され、昨年の実績(239兆5800億ウォン、53兆6500億ウォン)を超えて過去最大になることが確実視される。
証券業界によると、サムスン電子は来月8日ごろ今年10-12月期の暫定実績を公示するという。これに先立ち証券業界が予測した平均実績は売上高63兆8300億ウォン、営業利益13兆9700億ウォン。これは前年同期(65兆9800億ウォン、15兆1500億ウォン)比で売上高は3.2%減、営業利益は7.6%減。特に四半期の営業利益が14兆ウォンを下回るのは前年1-3月期(9兆9000億ウォン)以来7分期ぶりとなる。