今年グローバル市場で韓国の位置づけを高めた１位ブランドにサムスン電子のスマートフォン「ギャラクシー」が選ばれた。上位３０ブランドのうちサムスン電子が最も多い４件が入り、ＬＧエレクトロニクスと現代（ヒョンデ）自動車がそれぞれ３件含まれ「大韓民国３大ブランド」の位置付けを再確認した。「辛ラーメン」「チャミスル」「チョコパイ」など食品ブランドも大挙上位にランクされた。

ブランド価値評価会社のブランドストックは２３日、会員３万人余り、８００件のブランドを対象に３～２１日に「今年海外で大韓民国の地位を輝かせたブランド」についてアンケート調査した結果、サムスン「ギャラクシー」が１００点満点の９５．１５点を獲得し１位となった。

続いてサムスン電子のプレミアムテレビブランドである「サムスンＱＬＥＤＴＶ」と農心（ノンシム）の「辛ラーメン」がそれぞれ９４．９５点と９４．６２点で２位と３位に上がった。以下、「仁川（インチョン）空港」が９３．７８点、「ＬＧ　Ｖ４０」が９３．６１点、「ジェネシス」が９３．４５点、「ＬＧＴＶ」が９３．３５点、「大韓航空」が９３．０８点、「チャミスル」が９２．８３点、「グレンジャー」が９２．５５点とトップ１０に含まれた。

ブランドストックが公開した３０位までにサムスン電子（ギャラクシー、ＱＬＥＤＴＶ、シェフコレクション、無風エアコン）とＬＧエレクトロニクス（Ｖ４０、ＬＧＴＶ、フィッセン）、現代自動車（ジェネシス、グレンジャー、ソナタ）のブランドは３～４件ずつ含まれた。ブランドストック関係者は「今年輸出が昨年に続き過去最大を記録すると予想される中でサムスン、ＬＧ、現代自動車が韓国の輸出を牽引している現実が反映されたようだ」と分析した。

今年の調査では食品ブランドが３０位以内に大挙含まれ目を引いた。辛ラーメンが３位に入ったほか、ハイト真露の「チャミスル」が９位、オリオンの「チョコパイ」が１１位、「パリバゲット」が１６位、「バッカス」が２７位など上位に入った。輸出単価が高くなく総輸出規模は大きくないが、韓流ブームに乗り韓国食品ブランドが「Ｋフード」という名前で海外で善戦しているためと分析される。「雪花秀」も「Ｋビューティー」を牽引して１２位と上位にランクされた。

金融業種では「未来アセット大宇」が２３位、「新韓カード」が２６位、「国民銀行」が２８位など、情報通信ブランドでは「ネイバー」が１５位、「カカオトーク」が２１位と上位圏だった。

ブランドストックプ関係者は「大韓民国トップブランドは韓国国内だけでなくグローバル市場でも頭角を現わしていると調査された。製造業中心から情報通信、金融、食品、免税店とホテルなどに多様化している」と説明した。