日本「味方に銃撃つか」vs韓国「射撃用レーダー撃たなかった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.24 07:43
韓国海軍駆逐艦が今月20日、日本海上自衛隊の哨戒機を射撃統制レーダーで照準したという日本側の主張を韓国軍当局が23日、否定した。日本は韓国の駆逐艦が公海上で射撃統制レーダーで海上哨戒機を意図的にねらったものだとして連日激昂した反応を示し、韓日関係が悪化の一途だ。
複数の軍消息筋によると、20日午後3時ごろ、独島(ドクト、日本名・竹島)北東200キロ沖の公海上で、韓国海軍「広開土大王」(DDH-971)が漂流中の北朝鮮漁船に対する捜索・救助作戦を行っていた途中、日本海上自衛隊の海上哨戒機P-1が近接してきたため、これを識別するために電子光学標的追跡装備(EOTS)を作動した。消息筋は「当時1.5メートルの波が立ち、1トン未満の北朝鮮漁船を探すのが難しい状況だった」とし「当時、(艦砲とミサイル照準用)射撃統制レーダーのSTIR 180は日本哨戒機に向かってレーダー電波を撃っていない」と説明した。光学カメラに赤外線装備をつけたEOTSは、悪天候や夜間に遠く離れた物体を把握する装備で、射撃統制レーダーSTIR 180に装着されている。EOTSを哨戒機側に向けたことでSTIR 180のアンテナが一緒に動いたが、STIR 180からレーダー電波は放出されなかったというのが軍説明だ。STIR 180は指揮部の許可を受けないと作動させることはできない。