【中央時評】政治が眠ってこそ経済が成長する=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.21 13:40
「前政府の意志疎通不足と無能な政策が大韓民国を大きく後退させた。その結果が成長絶壁、雇用絶壁、人口絶壁だ。韓国経済の成長動力は失われ職のない青年たちは結婚と出産をあきらめている」。昨年5月の文在寅(ムン・ジェイン)大統領候補の公約集の内容だ。文在寅候補は低成長・両極化・失業を同時に解決する万病に効く薬として所得主導成長を掲げた。そして1年半の生体実験が続いた。
結論から言えば成長・雇用・人口の絶壁はさらに険しくなった。成長率は2%台半ばで停滞し、最低賃金の急騰で製造業や宿泊・飲食店・卸小売業種で30余万件の雇用が消えた。青年の結婚・出産放棄が更に深刻化し、7-9月期の出産率は0.95人に下がった。上位・下位20%の所得格差は5.52倍に広がり、11年ぶりの最高値となった。所得主導成長の惨事だ。