【社説】10年前より後退した労働指標、時代に逆行する労働政策の転換を=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.20 15:23
硬直した韓国の労働市場にまた警鐘が鳴った。世界経済フォーラム(WEF)が毎年発表する国家競争力報告書によると、韓国は「女性の経済活動参加」項目一つを除いたすべて労働市場関連指標が10年前に比べて後退した。特に労使関係を評価する「労使協力」順位は29階段下落した124位、雇用と解雇がどれほど柔軟かを評価する「雇用・解雇慣行」は42階段も落ちた87位となった。
グローバル舞台で韓国と競争する「20-50クラブ」(1人あたり国民所得が2万ドル以上で人口が5000万人以上)7カ国に限定して比較すると、韓国の労働市場の後退はさらに目立つ。韓国は7カ国のうち「労使協力」指標が下落した唯一の国だった。