韓経:仏ルノー、日産に宣戦布告…「ポスト・ゴーン選任、票対決しよう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.18 09:59
仏ルノーグループが日産自動車に臨時株主総会の招集を要求した。ルノー・日産アライアンス(ルノー・日産・三菱3社連合)を率いたカルロス・ゴーン前日産会長が日本の検察に逮捕され追放されたことを受け、そのポストにルノー出身者を就かせようとする意図と分析される。
ルノーが1999年に破産危機に陥った日産の株式を取得して始まった協力関係は重大な岐路に立ったと分析される。日産はゴーン前会長が有価証券報告書に報酬を過小記載した容疑(金融商品取引法違反)で逮捕されると日本人経営者を後任に選任しようとする動きを見せた。
ウォール・ストリート・ジャーナルなどはルノーのティエリー・ボロレ最高経営責任者(CEO)代行が14日に日産の西川広人CEOに書簡を送り、最大限早く臨時株主総会を招集することを促したと17日に報道した。ボロレ氏は書簡で、「検察がゴーン前会長と日産を起訴し日産の筆頭株主であるルノーとルノー・日産アライアンスの安定に重大なリスクがもたらされた。株主総会がこの問題をオープンで透明に議論する最も良い方法だと考える」と明らかにした。