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【噴水台】フォトライン暴力=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.10 15:07
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「面目ありません」。故盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領は烽下(ポンハ)村でこのように心境を表現してバスに乗り込んだ。4時間後、ソウル大検察庁に到着してバスから降りてフォトラインの前に立った盧元大統領にある記者が尋ねた。「なぜ面目ないと言ったのですか」。盧元大統領はしばらく沈黙した後、短く答えた。「面目ないことです」。2009年4月30日、その姿がテレビで全国に生中継された。

この記者が意図しようがしまいが「なぜ面目ないと言ったのですか」という質問には、容疑〔朴淵次(パク・ヨンチャ))氏の贈収賄〕を認めたため恥ずかしかったのではないかという追及のニュアンスが込められていた。残忍な攻撃だと見えかねない場面だった。23日後、盧元大統領は悲劇的に生涯を終え、その質問を投じた記者はしばらく苦しい毎日を送った。

 
あの日検察庁舎玄関前の問答はこのように進められた。質問を3つだけ受けることで、検察側と大検察庁担当記者が約束した。その後、記者団の協議によって質問を担当する新聞・放送・通信社の記者が一人ずつが選ばれた。質問3個は共同で準備した。「面目」に言及した記者は脚本通りに自分の役割をこなしただけだった。「大物級」の要人が検察に呼ばれるときはいつもこれと似たようなことが起こる。

「容疑を認めますか」「国民にいいたい言葉はないですか」--。記者団が陣取り、検察庁または裁判所(令状実質審査の場合)に入る被疑者に駆け寄ってスマートフォンや「ワイヤレス」と呼ばれる無線録音装置を突きつけてこのように聞く。このようなばかばかしい質問も珍しい。その時まで容疑を否認していた人が突然豹変するようなことは皆無で、言いたいことがあればインタビューに応じるなり、フェイスブックを使うなりしてすでに述べていることだろう。このため、回答はおおむね「国民にご心配を…」「誠実に調査を…」水準だ。

外国にもこういうことがあるだろうか。少なくとも先進国と呼ばれる国にはない。検察庁舎の中にフォトラインを作り、その前に召喚者を立たせる場面を外国ドラマで見たことがあるだろうか。拘束令状発行のために、裁判に検察職員が手錠をかけて被疑者を連れていく様子をそのままカメラに映す国もない。

「人権弁護士」出身で、その誰より「罪人さらし」の弊害を知り尽くしている人が大統領になったからこそこのような野蛮的慣行がなくなると思っていた。もちろんメディアの責任も大きい。だが、検察が防ごうと思えば、しないようにしようと思えば、いくらでも変えることができることだ。後進的なフォトライン暴力から脱する時が来た。あなたや、あなたが大切にしている人も「人格殺人」の犠牲者になるかもしれない。

イ・サンオン/論説委員

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