危機の文大統領支持率…野党「支持率のために金正恩氏の答礼訪問にこだわるのか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.04 11:01
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の国政遂行に対する支持率の肯定・否定的評価の差が1.8%ポイントまで狭まった。
リアルメーターが先月26~30日、全国の成人2513人を対象に実施して3日に発表した世論調査の結果によると、文大統領の支持率は48.4%で、先月29日に発表した48.8%から0.4%ポイント下落して就任後再び最低となった。一方、同期間に否定的な評価は就任後最高値を記録した。45.8%から46.6%に上昇した。(信頼水準95%、標本誤差±2.0%ポイント、中央選挙世論調査審議ホームページ参考)
今年1年間の文大統領の支持率の推移を見ると「北風」効果が奏功した。文大統領の支持率は71.6%(1月第1週目)からスタートを切った後、下り坂だった。反転のモメンタムが作られたのは2月、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)からだ。五輪参観のために訪問した金与正(キム・ヨジョン)労働党中央委員会第1副部長が首脳会談の希望を盛り込んだ金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長の親書を伝えたのが知らされ、支持率が上昇傾向に転じた。