韓経:中国から手を引いた韓国企業…「1億の若い市場」ベトナムで手を広げる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.04 10:57
先月末、午前8時30分のベトナム・ホーチミン市ゴーバップ区のイーマート店舗。韓国ではマートが営業開始前の早い時間だが売り場は混雑し始めた。高温多湿な気候のためここの消費者は当日の食べ物を主に朝に購入する。
今年初めにゴーバップ店を訪れた新世界グループの鄭溶鎮(チョン・ヨンジン)副会長は激しい混雑となった訪問客の姿に驚いたという。「人の頭しか見えないほどだったため」(イーマート関係者)だ。
ベトナム事業に慎重だった鄭副会長はゴーバップ店を見た後、「店舗をもっとスピードディに増やそう」と注文した。イーマートのベトナム事業に積極的にハンドルを切った契機だった。2015年末にベトナムに進出したイーマートはゴーバップ店から3年後の来年上半期にゴーバップ店より大きい2号店を開くことにした。