「世界最大のリチウム鉱山が加工技術最高のポスコと提携するのは当然」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.30 15:39
モバイル電子機器、電気自動車が増え、リチウムイオン二次電池の需要が爆発的に増えている。業界によると、リチウムイオン二次電池市場の成長でリチウムの需要量は昨年の25万トンから2025年には71万トンと約3倍に増える見込みだ。この影響で世界最大リチウム鉱山の一つ(豪州北西部ピルバラのピルガングーラ鉱山)を保有する豪州のリチウム開発会社ピルバラ・ミネラルズの株価も上昇している。
そのピルバラ・ミネラルズが2月、ポスコに株式4.75%を譲渡し、協力体制を構築した。ポスコは同社から年間8万トンのリチウム精鉱の供給を受ける。また両社は2020年を目標に年間生産量3万-4万トン規模の全羅南道光陽(クァンヤン)リチウム加工工場の建設を推進している。
ピルバラはなぜ多くのリチウム加工企業のうちポスコをパートナーに選択したのだろうか。15日、ピルバラ・ミネラルズのケン・ブリンスデン代表が明らかにした理由は単純だ。「ポスコは世界で最も優れたリチウム加工技術を保有しているため」という。